夜の疲れを取るのに苦労していませんか?カモミールティーはさまざまな健康効果をもたらし、就寝時に自然とリラックスできる人気のハーブティーです
カモミールとは
カモミール(学名 Matricaria recutita L.)はキク科シカギク属の1種。耐寒性一年草で甘い芳香性を漂わせる。カモミールの語源は、ギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する「Chamomile」です。
カモミールは他にも「バブニグ(Baboonig)」、「バブナ・カモルニル(Babuna Camornile)」、「ピンヘッド(Pinheads)」、「フロス・カモミール(Flos Chamomile)」、「センテッド・メイウィード(Scented Mayweed)」、「マンサニージャ(Manzanilla)」などの名前で知られています。
学名 Matricaria recutitaを特にジャーマンカモミールと呼び、麦わらのような後味が特徴。ハンガリーカモミールやイングリッシュカモミールはより甘い酒を作り出します。
カモミールはどこから来たのか?
カモミールの原産地はヨーロッパと西アジアといわれています。古来よりエジプト人、ローマ人、ギリシャ人はその薬効を高く評価してきました。
エジプト人はこの植物を神聖視し太陽神ラーからの贈り物であると信じていました。サクソン人はカモミールを神々から人間に与えられた9つの神聖なハーブの1つとみなしていました。
古代エジプト人、ギリシャ人、ローマ人は、紅斑や乾皮症の治療に、また心を落ち着かせるお茶やハーブティーとして使用していました。また中世の時代にはカモミールは発熱に処方されていました。
カモミールの産地は?
カモミールは、西ヨーロッパ、インド、アジアが原産地です。雑草のような性質をもち、2~20℃の気温に耐えることができるため世界中のさまざまな気候で育ちます。例えばジャーマンカモミールはどんなの種類の土壌で育つことができます。
ヨーロッパではカモミールは土壌のアルカリ性に耐えられるので、他の作物には栄養的に十分でない不毛の土地に属する粘土質の石灰質の土壌で生育しています。ただし例外としてカモミールは重く湿った土壌で育つのは難しい。
現代ではカモミールは何に使われているのでしょうか?
現在、カモミールは世界中で利用されており、そのエキスやオイルは、ホリスティック医学、アロマセラピー、食品香料、化粧品、染料などに使用されています。
カモミールの花を乾燥させたものは、「カモミールティー」として知られるハーブティーに使用され、花の香りとわずかにフルーティーな香りを持つ、軽くてまろやかな煎じ薬です。
カモミールの効能
カモミールには穏やかな鎮静作用があり、不安を軽減し、長い至福の眠りを与えてくれます。また風邪の症状を和らげたり、胃の痛みを和らげたり、フレッシュで輝くような肌に役立つことが知られています。
カモミールティーの作り方は?
カモミールティーを作るには新鮮な湧き水を沸かし、茶こしやティーポットに小さじ1~2杯のカモミールのドライフラワーを入れます。5~10分ほど蒸らしてから、花を取り出します。
NEWBYのカモミールフラワー
NEWBY(ニュービー)のカモミールハーブティーはりんごとはちみつの風味がほんのり香る、フローラルで優しい味わいのハーブティーです。新鮮な花だけを使用して作られているため、滑らかで落ち着きのあり、温かみのある仕上がりでこれから寒くなる季節にぴったりの飲み物です。
花は細かく粉砕され、生分解性のあるティーバッグに入っています。またルースリーフのパウチや、環境にやさしいシルクのピラミッドに入れたつぼみのままでも販売しています。(※日本ではパウチの販売は行っておりません。2022年9/26現在)
NEWBY カモミールティーのラインアップ
※コラム【Herbal Tea of the Month】はNEWBY Teas UKによる執筆です。この記事はNEWBY正規輸入代理店クラインズが翻訳したものとなります。原文は下記のサイトよりご覧ください