Newbyの基本思想

「美味しい紅茶で人々の心に触れること。それがNEWBYの使命です」

いよいよ最後、10番目のコンセプトはNEWBYの使命についてです。

これまでNEWBYの美味しさの秘訣をご紹介しながらお話ししてきたことに通じますが、NEWBY使命とは、NEWBYの紅茶をお飲みになってお茶の美味しさに目覚めていただき、紅茶をはじめとしたお茶の価値とそれにまつわる事柄の価値を知っていただくこと、そしてNEWBYのお茶とともに優雅な時間を過ごしていただき、充実した人生を送っていただくことです。

皆さまの心を癒し、皆さまが内面から美しく輝くために欠かせない存在として、NEWBYをご愛飲いただけるよう、心より願っております。

以上、10のコンセプトとともにNEWBYの世界をご案内いたしました。お読みいただき誠にありがとうございました。

NEWBYの基本思想(10のコンセプト)Indexへ戻る

Newbyの基本思想

「お茶は詩的な存在です」– -お茶の文化的遺産を守るためのチトラ・コレクション

お茶文化の再生をNEWBYでは使命として掲げています。紅茶を含めお茶には歴史を動かしてきた雄大な物語がありますが、かつては栄光を極めたその文化は、過去100年の間に衰退への道を辿ってきました。

しかしセティア氏は、21世紀が紅茶の本質的価値を取り戻す時代になると信じNewby Teasを創設し、良質の紅茶を提供するとともに紅茶の遺産、芸術、文化の継承に大きく投資することにしました。

そのひとつが、『The Chitra Collection(チトラ・コレクション)』です。

シトラ・コレクションは、N.セティア・グループが創設したティー・アクセサリーのプライベート・コレクションであり、セティア氏にNewby Teas創設を勧めたセティア氏の亡き妻・チトラさんにちなんで名づけられました。

現在、単体では世界最大級のティー・アクセサリーのコレクションとして、ロシアの偉大な金細工師ファベルジェの作品(左記写真)や、英・ネルソン提督や米・ルーズベルト大統領が所有していたティーポットやティーキャディーなど、紀元前から現代に至るまでの希少価値のある約1,700もの作品を世界中から集めて所有しており、その資産価値は1億6千万ポンド(2億1千2百万ドル)に及びます。またチトラ・コレクションでは、過去の遺産のみならず、現在の証と未来への願いを込めた作品を加えることとしており、その中には、宝石をちりばめたティーポットなど、セティア氏自らがデザインしたものもございます。

お茶にまつわる物語に想いを馳せながら、良質の器で、良質のお茶をいただく時間はこのうえなく詩的で優美です。

お茶が歴史を動かしてきたように、良質のお茶は貴方の人生も動かします。NEWBYは、皆さまの人生を豊かに美しく彩る存在になりたいと願っています。

(引用・参考: Newby Teas 資料、The Mail on Sunday, Outlook India、A tea visionary – T Ching、Hotelier MiddleEast.com等)

10. Newby mission: touch the hearts of the people with taste

Newbyの基本思想

「NEWBYは、お客様に求められているものを研究し創造することに、力を尽くします」

一流を求めるホテルやレストラン、セレブらを筆頭に、NEWBYのファンが世界中で増え続けていることは、すでに「No.3: 紅茶は、表面的な要素ではなく内面的な要素によって鑑定されるべきです」でお伝えしましたが、やはり、一番説得力があるのはお客様からのお言葉でしょう。今回は、日本のお客様からいただいた感想をご紹介したいと思います。

「イングリッシュ・ブレックファーストは、しっかりとした中にもスキッとした後味のキレの良さと共に気品があり、何と言いましても、赤紫がかりました濃い透明の色合いが素晴らしく美しいと感じました。

ダージリンは、決してエグみのない、上品な上澄み液だけを頂いているような、何度もおかわりしたくなる味わいでした。

アールグレイは、まず開封した時から、圧倒的な香りの素晴らしさに引き込まれました。オーガニックのアールグレイでもベルガモットの香り付けが強すぎるものがあるのですが、NEWBYのアールグレイは、圧倒的な香りの質の良さを感じました。この香り付けにオーナーのこだわりを垣間見せていただきましたような気がいたします。

そして、アッサムは、意外にも一番とりこになりました。私にとってアッサムは、比較的パンチを強く感じるものが多いのですが、こちらのアッサムは、どこまでも上品でスッキリとしていて、ストレートで素晴らしく完璧で、何度もリピートしたくなるものでした。

どのNEWBYさんの紅茶にも共通しておりましたのは、後味がスキッとしており、上品な余韻が素晴らしく気品あるものでした。」

たとえ「紅茶」や「アールグレイ」など、同じ名称で呼ばれていても、その味わいはブランドによって多種多様です。ぜひ、これまでの紅茶に対する先入観を捨てて、NEWBYの紅茶をお試しください。NEWBYは、今後もお客様が求めているものを研究し、実現させていくことに力を尽くしてまいります。

(引用・参考: Newby Teas 資料等)

9. Tea is poetry

Newbyの基本思想

「味わうためには焦らない。それがNEWBYのポリシーです」


Newby Teasの創立者でありCEOであるセティア氏は、インドの名家に生まれ、14歳で英国に留学しましたが、彼は、何不自由ない生活からの自立を考え、家を出て、自身がやりたかったティー・テイスターの修業に入りました。そうして紅茶のことを学んでいくうちに、人間が、母なる大自然による恩恵をいかにして受けてきたかを理解するようになりました。

16歳のとき、アイルランド人の紅茶バイヤーのすすめにより、インドに戻り、紅茶をオークションで購入する事業をカルカッタで始めました。そのビジネスは口コミにより広まり、多くのティー・バイヤーたちからオーダーを受けるようになったため、輸出ビジネスのための小規模なチームを発足させ、アッサムに小さな紅茶プランテーションを設立し、カルカッタの事務所と行き来しながら、紅茶の栽培とプロセスを学びました。

24歳のときに父が亡くなり、セティア氏が家族経営的な事業の一部を引き継ぐことになったため、カルカッタの紅茶輸出会社を閉鎖せざるを得なくなりました。

しかしながらセティア氏は、衰退しきっていた紅茶芸術と紅茶文化を再び世に広めることに使命を抱くようになり、約30年の時を経て、50代後半となった2000年、ついにNewby Teasを設立しました。

この15年間余りで、Newby Teasはヨーロッパ、ロシア、中東を中心に、一流ホテルや高級レストラン、世界的な観光地で採用されるようになり、さらに現在、その販路をアメリカやアジアへと拡大させております。

NEWBYの紅茶が手間暇かけて作られているものであることや、良質の紅茶は本来、焦らずじっくりと味わうべき豊かなものであることは、これまでのブログ記事にてご紹介済みですが、企業としてのNewby Teasもまた、セティア氏の長年の想いを実らせた結晶的存在なのです。

(引用・参考: Newby Teas 資料、A tea visionary – T Ching 、AMBITION Magazine等等)

8. We learn and create with dedication to serve our customers

Newbyの基本思想

「価格によって品質が決まるのではなく、品質によって価格が決まるのです

NEWBYの紅茶は価格ありきの品質設定ではなく、品質ありきの価格設定となっております。美味しい紅茶を飲みたければティーバッグではなくルーズリーフと言われていますが、NEWBYではティーバッグにおいても妥協を許しておりません。

1908年にティーバッグが発明され、低品質の茶葉をティーバッグに詰める人々が現れるようになり、現在では、華美なパッケージに包まれた低品質の茶葉が、巧妙なマーケティング戦略により、法外な価格でたくさん市場に出回っています。

けれどもNEWBYでは、良質な高級茶葉をティーバッグの抽出スタイルに合うよう細かく粉砕し、特製のラミネート包装により個別に包装しているため、新鮮さと特徴が保たれた紅茶をティーバッグでも味わっていただけます。

すでに「No.4 -高級茶葉の品質を保つための自社工場について」でお話ししましたように、NEWBYのティーバッグのラミネートは、アルミニウムとPET(ポリエチレン樹脂)を含む防水性の多重素材となっており、茶葉を光や水分量、空気の汚染によるダメージから守っています。それは茶葉同様に高価なものではありますが、お客様に最善の紅茶体験をもたらすために必要な価値があるものだと信じております。

忙しい現代人にはティーバッグの紅茶も必要です。たとえティーバッグであっても美味しいNEWBYの紅茶、ぜひお試しください。

(引用・参考: Newby Teas 資料、A tea visionary – T Ching 等)

7. Newby-created without haste for taste

Newbyの基本思想

「NEWBYのクリエイティブな情熱と献身は、安いか高いかではなく、最高であることへの追求と共にあります」

かつて紅茶は贅沢品として認められ、歴史を変えるほどの存在でしたが、1908年にティーバッグが発明されてから、低品質の茶葉がティーバッグに詰められるようになり、現在では、華美なパッケージに包まれた低品質の紅茶が、巧妙なマーケティング戦略によって法外な価格でたくさん市場に出回っています。紅茶の国際的ブランドの多くが、マーケィングやメディアを利用して純粋な消費者を欺き「それほど価値のない紅茶」を「良質な紅茶」として売り出している状況です。

そんな時代にあって、NEWBYがなぜ安いか高いかではなく、最高品質の紅茶を追求できるのかについて、創立者でCEOのMr.セティアはこう述べています。

「紅茶は私の趣味ですし、NEWBYで儲けようとは考えていません。」

「正直に申し上げますと、Newby Teasはそれほど収益を上げていませんが、私自身がこのビジネスに投資しています。紅茶は私の亡くなった妻と美しい関係で繋がっており、それは私にとって決して忘れてはならないものだからです。現在、N.セティアグループとN.セティア財団がNewby Teasの大株主です。私にとってNewby Teasは、神の手に運命が委ねられている会社です。」

Newby Teasの大株主であるN.セティアグループはNewby Teasのほかに、証券印刷、銀行業務、不動産投資、発電、紅茶プランテーション、製糖業などに携わっている複合企業であり、もう一つの大株主であるN.セティア財団は、社会への還元は義務だという精神にもとづいて、医療研究、教育・訓練、災害援助や給食支給などを行っている英国登録の慈善団体です。このように、安定した基盤があるからこそ、ごまかしや嘘のないNEWBYが存在しているともいえます。

NEWBYは、もっとも高潔な方法により、良質の紅茶をそれに見合った価格で消費者の方々へとお届けし、紅茶のことを理解していただくことを使命としております。

(引用・参考: Newby Teas 資料、A tea visionary – T Ching 、Gulf Connoisseur October/November 2013、2013 Hia magazine Dubai 等)

6. Price does not dictate quality but quality dictates price

Newbyの基本思想

「紅茶には人生があります。紅茶は生きていて、呼吸しています。私たち人間と同じです」

NEWBY創設者でCEOのセティア氏は言います。

「紅茶も人間と同じです。良質の紅茶は棚の中でも棚の中でも良い人生を送るべきです。ひどい状態でパック詰めされてしまえば、その紅茶の人生は台無しです。現在、多くの紅茶会社が、40や50もの紅茶ブランドを絶え間なく扱っているパッケージング企業にパック詰めを依頼していますが、それでは茶葉が、風呂掃除をしていない公衆浴場に入れられているようなものですよ!」

紅茶が良い人生を送れるようにと、インド・カルカッタ近郊に保管、ブレンド、パッキングのための自社工場を建設し、所有していることこそが、NEWBYの最も重要なポリシーです。このポリシーについて、詳しくお話しします。

お茶の生育地域の多くは、インド、中国、ネパール、スリランカなど、アジアにあるため、製造施設をそれらに近い土地に立てるのは、ごく当然のことでした。生息地から工場までの輸送時間を早めることは、製品の鮮度を保つことになります。茶葉を低温および低湿度の環境で年中保管し続けることは大切であり、熱帯地域ではなおさらです。そのため、NEWBYの製造施設では気候的な要素を管理し、工場内の空気を新鮮な状態に保つようにしております。

工場内には室温が8℃から12℃に保たれている特別な低温室が設置されており、そこで緑茶やハーブテイーを保管します。緑茶は紅茶と違い、発酵を促し高温で乾燥させるプロセスを経ないので、暖かい気温下では茶葉が茶色や灰色に変色してしまい、美味しく味わうことができなくなります。よって、NEWBYではそれら茶葉を、開封時まで新鮮さを保つことのできる高バリアのパッケージ素材で密封するまでの間、低温室で保管するようにしております。

NEWBYのチームは茶葉を工場に運ぶ輸送車の点検や、積み荷ごとに損傷や汚れがないかどうかの点検も行っております。どちらに関しても、品質管理部によるより細かい点検がなされております。

トレーサビリティ(追跡性)を確かなものにするために、受領とともに各茶葉にPINナンバーが割り当てられ、茶葉の袋は保護性を高めるためにさらに上から慎重に包装されてあらかじめ指定された場所で保管されます。そして、荷揚げサンプルと呼ばれている新鮮なサンプルを、輸送前のサンプルと比較するテストを再度行い、品質をチェックします。

ロンドンで承認されるために送られたサンプルを使用し、ブレンド作業および比較テストが行われ、検閲的な承認がなされると、それぞれ、EUの残留農薬基準(Maximum Residue Level: MRL)とインド食品安全基準局(Food Safety & Standards Authority India: FSSAI)の基準を満たしているかどうかを確認するための認可ラボに送られます。すべての項目においてクリアしたブレンドのみが、商業用として再現することを許されます。

NEWBYではパッキング方法も同様に重視しております。茶葉は光や水分量、空気の汚染によるダメージを受けやすいということを考慮し、NEWBYではパッケージ素材としてアルミニウムとPET(ポリエチレン樹脂)を採用しました。NEWBYのティーバッグのラミネートは、双方を含む多重素材となっており、それは高価なものではありますが、お客様に最善の紅茶体験をもたらすために必要な価値があるものだと信じております。

封をされたティーバッグのバリア性に関しても、48時間以上水中に浸して防水性を確認するなど、広範囲にわたる社内テストによるチェックがなされております。たとえそれ以上の時間でも、このティーバッグの内部に水は浸みこんでこないことでしょう。

これらは、NEWBYの工場が英国小売業協会(BRC:British Retail Consortium)の食品安全企画である「Global Standards for Food Safety」において2005年以降ずっとAランクを保持してきた理由のいくつかでしかありません。

以上のように、NEWBYでは、厳選された茶葉をさらに、紅茶の中心的な生産地であるインド・カルカッタにある、最新鋭の空気清浄と温度・湿度管理設備を誇る自社工場にて保管、ブレンド、パッキングすることで、ガーデンから収穫された直後の新鮮さ、風味、特色を保つようにしております。

摘まれてからパッケージングまでの期間はたった3ヶ月間。これは競合他社の多くと比較して4分の1の期間です。収穫された茶葉の保存にここまで気を配っている会社は他にありませんが、NEWBYはこの事をもっとも重要視しております。

(引用・参考: Newby Teas 資料、Gulf Connoisseur October/November 2013、Fine Foodies –Autumn 2012、Boughton’s coffee house –March 2013)

5. Newby’s creative passion and dedication – neither cheap, nor expensive, but the best.

Newbyの基本思想

「紅茶は、表面的な要素ではなく内面的な要素によって鑑定されるべきです」


NEWBY のクオリティーは国際的に認められており、100以上の価値ある賞を受賞してきました。North American Tea ChampionshipsやGreat Taste Awardsなどの権威ある品評会における多数の受賞歴は、紅茶会社として英国でトップです。
今日ではマーケティング的な仕掛けが多用されており、自称『食品の目利き』の団体が、参加者から金を集め、紅茶、コーヒー、オイルなど、あらゆる食品に賞を与え、これらの『全ての食品を扱うがどれにも精通していない』団体によって発行された受賞ステッカーに、人々は欺かれがちですが、NEWBYのマーケティングには、ごまかしも嘘もありません。

雰囲気を提供することに最大の努力を払っているようなホテルやレストランが、安い紅茶に砂糖やミルク、レモンなどを入れて飲ませるようにしているかぎり、消費者は、良い紅茶と悪い紅茶の判別もつけられぬままでしょう。それは、良質な紅茶を望んでお金を出すのではなく、雰囲気の良さにお金を払っているようなものです。

けれども、NEWBYの味を知ったら、もう後戻りはできません。一流を求めるホテルやレストラン、セレブたちを筆頭に、NEWBYのファンは世界中で増え続けております。

セティア氏いわく、「最高品質の紅茶は、外見ではなく内面の要素で決まります。美しい女性と同じです」とのこと。紅茶は、様々な手間暇をかけられて美味しい良質の紅茶になり、美しい気質を持つ女性と同じように、神聖で喜びに満ちた経験を与えてくれる存在となります。

NEWBYの紅茶を口に含むと、その格別なアロマと味わいに包まれるような感動があります。そもそも紅茶には飲む人をリラックスさせつつリレッシュさせる効果があり、ポリフェノールに代表される紅茶に含まれる成分は、抗酸化作用や抗菌作用、血圧や悪玉コレステロールを下げる作用など、美容的・健康的な効果があるという研究結果もでております。

4. Tea has life, tea lives and breathes – just like humans.

トップに戻る

FOLLOW US

  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook
  • Youtube